SEOという言葉は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし、そのメリットや対策方法については不透明な部分も多いですよね。
このページではSEO対策の基本、今すぐにできる施策、地方だからこそのメリットなどについてご紹介したいと思います。
SEOとは?
SEO(エス・イー・オー)とは、Search Engine Optimization(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)の略称で検索エンジンの最適化のことを指します。
GoogleやYahooなどの検索エンジンに自社の商品やサービスを適切に認知してもらうことで、ユーザーが検索した時により求める情報に対して正確な情報を提供します。
以前は単純に検索エンジンの上位に表示させることをSEOをしていましたが、現在はより有益な情報を適切に配信することが求められています。
そのため現在のSEOは、より有益な情報を検索エンジンに理解してもらいやすくすることで上位表示させる取り組みになります。
地方だからこそSEOをするべき理由
大都市圏と比べて地方の場合はSEO対策をあまりしていない企業がほとんどです。
というよりも地元で有名な大きい企業であっても、Webの整備自体がまだ進んでいないことが多いです。
その中でもしSEOに特化したWebサイトがあった場合、Webサイトへの流入を先んじて獲得することができ、購入やお問い合わせの機会を増やす事が可能になります。
SEOは自社の認知を増やすための施策としてとても有効な手段です。
もし多数の検索ワードで上位表示を獲得できた場合、何もしなくても集客をしてくれるサイトになりますので、人材リソースを大幅に削減することが可能です。
営業の人材確保に悩んでいる企業など、SEO対策に取り組むことでより良い結果を生むことがあります。
地方企業がSEOに取り組むデメリットは?
SEOは施策をして1週間で効果が出るものではありません。
最低でも3ヶ月、最長で2年の期間がかかることもあり、すぐに効果を発揮する施策ではありません。
そのため長期的な取り組みが必要となり、その分コストもかかります。
Webの担当を置く場合は人的コストも必要になりますし、SEO会社に依頼する場合でも記事の執筆まで依頼するのであれば相応の金額が必要になります。
Webサイトに対しての投資としてコスト計上できるかどうかでSEOの成否は左右されるといっても過言ではありません。
そのため私たちは可能な限りインハウス化できるように支援させて頂くプランも推奨させて頂いております。
今日からできるSEO対策
SEOについて初心者の方でもすぐに施策を開始できる手段もあります。
まずは現状を分析する
SEOには検索エンジンに最適に理解してもらうための内部構造も重要になります。
最近ではWordpressなどSEO対策が施されているテンプレートなど多数存在するので、内部対策が手放しで出来ているWebサイトも少なくありませんが、競合と比較してどのような状況なのかをまずは確認する必要があります。
Googleの検索窓に「site:自社サイトのドメイン」を打ち込んでみてください。
弊社の場合は「site:rei-inc.co.jp」となります。
すると検索結果に自社サイトが認識されている場合は検索結果が表示されます。
その検索結果のタイトルを今度は検索に入力してみてください。
例えば「香川 スポーツジム 無料体験」というキーワードで集客をかけるために自社コンテンツを作成したとします。
例「○○ジム|香川県のスポーツジム無料体験受付中」
このようなタイトルでコンテンツ作成した場合、それをそのまま検索窓に打ち込んで検索をかけます。
当然、タイトルそのままなので自社サイトが一番上に表示されると思います。
では最初の〇〇ジムの部分を除外して「香川県のスポーツジム無料体験受付中」と検索した場合は一位に表示されるでしょうか。
もしされる場合は「香川 ジム 無料体験」とキーワードで検索して上位表示できているか確認してみてください。
もしされていなかった場合は、検索エンジンの最適化ができていない、他サイトよりも劣っているという判断になります。
内部構造を確認する
タイトルと見出しの構成はSEO対策にとって重要なポイントです。
現在はユーザビリティ、ユーザーにとっての使いやすさ、わかりやすさもSEOにとっては重要な指標となるので、正確に情報を知らせることができる構成にしましょう。
タイトルには必ずキーワードを出現させる
ページのタイトルにはまず、見出しの要素であるh1タグを置きます。
この部分は主に何について書かれているか具体的な内容をざっくりと伝える要素となりますので、必ず上位表示させたいキーワードを含めるようにしましょう。
また、検索エンジンに表示されるタイトルは約29文字が目安となります。
以前は32文字だったのですが、現在は28、29文字が最適解となっており、ユーザーがタイトルを検索結果で確認できる文字数もこのようになっておりますので、30文字以内でタイトルを記載するようにしてください。
見出しの構造化
記事の中をわかりやすくh2、h3のタグを使用して構造化することも重要です。
h2は見出し、h3は小見出しという形で、タイトル(h1)に対してh2は章、h3は節というように覚えておくと良いかと思います。
h4、h5もより詳細な情報を記載する場合は使用しますが、慣れない内はh1~h3までのタグでキーワードを意識したコンテンツ作成を行うと良いでしょう。
画像にalt属性を入れる
画像を記載するhtmlタグは「img src=”画像URL”」というタグですが、このタグには説明を入れることができます。
それをalt属性と呼び、記載の方法は「img src=”画像URL” alt=”画像の説明”」画像のURLの後に半角スペースでalt属性を記載すれば完了します。
検索エンジンにはコンテンツの中の画像が最適であるかどうかの判断は難しいので、代わりに画像の説明を文章で行うことで掲載している画像の内容はこのようなものですと検索エンジンに伝える効果があります。
キーワードを意識した画像の代替テキストを記載するようにしましょう。
SEO対策は多岐にわたる
実際に紹介した方法はSEO対策の中でも初歩の部分です。
全てはサーチエンジンで検索したユーザーが必要な情報にたどり着くことが重要な指標です。
まずSEO対策を自社で行いたいと思った時は徹底的に自分がユーザーの目線に立つことも重要です。
設定したキーワードで検索した時に表示されたページに本当に価値があるかどうか、担当者は追求していかなければなりません。
まずは自分がこのコンテンツには価値があると思った内容でなければ、SEOを今から施策していくのは難しいと思います。
それ以外にもキーワードの選定や内部リンク、外部リンク、サイトの設計、E-A-Tの意識など業務は多岐に渡ります。
また、SEOを意識したライティングスキルも重要になります。
SEOは検証とテストの繰り返しです。
やれば必ず結果が出る訳ではありません。
しかし、有益な情報を最適な方法で発信し続ければ必ず評価されます。
私たちは地方企業のSEO対策がメインですが、中にはWebサイトのアクセスが2,000%を超えた企業様もいらっしゃいます。
最適な方法をご提案できるようにコンサルティングのみの契約も行っておりますので、ぜひご活用ください。