日本でも大人気のドラッグ&ドロップでワードプレス構築ができるプラグイン「Elementor」ですが、Elementorにはテーマとの相性があります。
対応していないテーマでElementorを使用するとサイトが崩れてしまったり、ページの表示が驚くほど遅くなるなどの問題が発生するのでElementorを使用する際には必ずElementorと互換性のあるテーマを選択しましょう。
数あるElementor対応のテーマの中でも有名なのが「Astra」です。
このページでは実際にElementorを使用した経験から、Astraでどのようなサイトが構築できるか、Pro版の料金やおすすめのプランなど詳細についてお伝えします。
Astraとは
AstraはBrainstorm Forceが2017年に開発したテーマで、開発後3年で40万インストールを達成した化け物テンプレートです。
Elementorとの互換性はもちろん、Astraにも豊富なサイトテンプレートが用意されており、ElementorとAstraを組み合わせることにより、爆速でオシャレなWebサイトを構築する事が可能です。
今までWebサイト作成は2ヵ月程度の制作期間が必要でしたが、この組み合わせであれば1週間以内でハイクオリティのWebサイトを構築できます。
慣れている人であれば1日で構築することも可能です。
無償版と有料版がある
Astra自体が軽い
AMP・WooCommerce対応
このような特徴があり、ブログ、ポートフォリオ、ECサイト、コーポレートサイトなど、あらゆるニーズに対応ができるテーマとなっています。
無償版と有料版の違い
Astraは無料版であっても十分な機能が備わっています。
スターターテンプレートを選択するだけで、数あるテンプレートをすぐにWebサイトへ適用することができます。
Astraは通常のAstraと有料のAstra Proの2種類があります。
Astra Free 無料版の方であっても外観の適用などは、スムーズに導入する事ができますが、Elementorに対応したテンプレートの中には有料版限定のテンプレートが数多くあります。
また、無料版ではテンプレートのスタイルをインポートすることができないので、他社のWeb制作をAstraでする場合は有料プランを導入するようにしましょう。
その他
・フッター・ボタンなどのバリエーション
・レイアウトオプション
・WooCommerceウィジェットの連携
より時短を目指したサイト構築をしたい時もPro版のライセンスがおすすめです。
画像をメインにしたサイトであったり、個人のブログ作成であれば無料プランで問題はないかと思います。
詳細な料金の紹介については後ほど紹介していますのでご確認ください。
テーマ自体が軽い
Astraのテーマは50KB以下で作られています。
これはワードプレスのテーマの中ではかなり軽く、一般的なテーマの6~10分の1程度のサイズです。
また、jQueryを使用していないことも特徴。
デフォルトであれば0.5秒未満の読み込み速度で、Googleなどのページ表示速度スコアではそれぞれ高評価を獲得しています。
AMP・WooCommerce
AstraはAMP対応のテーマです。
ユーザーフレンドリーインターフェースを生成できることも一つのメリットでSEO上で有利になります。
また、WooCommerceに対応しているのも特徴で、スタイリッシュなECサイトのレイアウトを1分以内に作ることができます。
グリッドレイアウト、無限スクロール、カートのドロップダウンなどのWooCommerce機能はAstra Pro版でしか使用することはできませんが、まずは予算をかけずにECサイト構築をしたいという場合にはとても力になってくれる存在だと思います。
Astra Proの価格
Astra Proは年間ライセンス契約と買い切りの2種類のプランがあります。
また、その中にも3種類のライセンスがあり「個人」「小規模代理店」「代理店」の中から一つ、自身の目的に合ったプランを選ぶ必要があります。
年間ライセンス
個人…49ドル
小規模代理店…169ドル
代理店…249ドル
こちらが年間ライセンスでの料金となります。
買い切り
個人…239ドル
小規模代理店…499ドル
代理店…699ドル
こちらが買い切りライセンスでの料金となります。
Astraに限らず色々なテンプレートは追加機能が続々と搭載されます。
年間ライセンスであれば、機能が追加実装されたとしても継続して利用することができるのがメリットです。
また、買い切りのプランであっても代理店プランであれば、今後、実装する機能は全て利用することが可能です。
年間ライセンスを継続しなかったらどうなる?
年間ライセンスを購入した時に気になるのは、ライセンス継続をしなかった場合の時ですよね。
結論から言うと、Webサイトを構築した後に年間契約更新をしなかったとしても、継続してAstraテーマを利用することが可能です。
しかし、アップデートやサポートなどの対応は出来なくなるので注意するようにしましょう。
Astraのインストール方法
Astraは2種類のインストール方法があります。
公式サイトからテーマをダウンロード
「DOWNLOAD NOW」のボタンから必要項目をDL後zipファイルを解答せずにWPにインストールします。
WP管理画面からインストール
外観→テーマからAstraを検索し追加します。
Elementor+Astraは鉄板の組み合わせ
Astra ProとElementorを組み合わせてワードプレスデザインをすると、今までの苦労はなんだったのかというレベルの速度でサイト制作することができます。
個人のブログなどであれば無料版でも問題はなく、制作をする方にとっても今までかかっていた工数を大幅に削減することができるので、新規の受注にも繋がりやすくなるのではないでしょうか。
ぜひ一度、体感してみてください。